ヴィーガンはつらい?上手く取り入れてより健康に
ヴィーガンが地球環境に好影響を与えることはお話しましたが(前回:ヴィーガンをおススメする理由。肉・魚以外も選択肢の1つに)、では、今までの食生活をいきなり変えることは可能なのでしょうか?
いきなりヴィーガンに変えるのはきつい?
ヴィーガンが食べられるものといえば、野菜をイメージする人が多いと思いますが、実はかなり食べられるものは多いです。
お米や小麦粉などの穀物、あずき、とうもろこしなどの豆類、イモ類、きのこ、ナッツ、海藻、果物もOKなので、なんとフライドポテトも食べることが可能です。
一食に例えると、お味噌汁・サラダ・大豆ミートから揚げ・ご飯、おやつにナッツやフルーツなど、意外に今までとあまり変わらない食事ができます。
肉と魚がNGなので、主菜が一番困ると思われがちですが、カレーも食べられますし、今は大豆ミートや豆腐ステーキ等の代替品が豊富なので、たまにはお肉や魚が食べたい!となるかもしれませんが、ガチガチに制限しない「ゆるヴィーガン」でしたら、かなり取り組みやすいと思います。
ヴィーガンになることのメリット・デメリット
ヴィーガンは「体にいい」「でも栄養が偏りそう」という声を聞くことがあります。
では、ヴィーガンのメリットとデメリットはなんでしょうか?
◎メリット
- 食事全体の質が高い
- 健康状態がいい
- 糖尿病のリスクが低い
- がんの発症リスクが低い
◎デメリット
- カルシウムが不足しやすくなる
- 骨密度が低いので、骨折のリスクがある
(参考:http://www.nutrepi.m.u-tokyo.ac.jp/publication/ja/4588.pdf)
ヴィーガンは基本的に脂質の多い食事が減り、バランスのいい食生活ができるので、健康状態がいい人が多いと言われています。
ただし、乳製品や卵がNGなのでカルシウムが不足しがちになるというデメリットがあります。
なので、ご自身の体調や健康状態に合わせて、「今日はヴィーガン、今日はノンヴィーガン」と、上手に取り入れていくのが理想かもしれません。
まずは月一・週一のヴィーガン生活から
「地球環境に配慮したい」「健康状態を高い水準で保ちたい」という方は、まずは月に1度、週に1度、ヴィーガンの食生活に変えてみることをおススメします。
慣れてきた時に、徐々に増やすも、一旦辞めるもご自身次第です。
健康に配慮しながら、ご自身のペースでヴィーガンライフをお楽しみください。