健康の面で、植物性の食品にはどんないいことがあるのでしょうか?

環境問題の観点から植物性の食品を食べる頻度を上げようと言われています。

では健康の面では、植物性の食品にはどんないいことがあるのでしょうか?

今回は野菜と果物にフォーカスを当てて調べてみました。

野菜・果物を食べることで起こるいいこと

野菜・果物の摂取量と死亡リスクとの関達についての研究があります。

果物・野菜摂取量の多さによってグループ分けして、それぞれのグループの死亡リスクを数値にし、果物・野菜摂取量の多さによってグループ分けして、それぞれのグループの死亡リスクを数値にしたものです。

この結果によると、果物・野菜摂取量が少ない人に比べると、果物摂取量が多い人、野菜摂取量が多い人は死亡リスクが低いことがわかりました。

ょく言われる、「野菜は体にいい」「果物は体にいい」というのは、根拠があったんですね。

(出典:果物,野菜摂取と死亡リスクとの関連について多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果!国立がん研究センター(https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2022/0908/index.html

野菜・果物を食べるとがんリスクが減る?

「野菜は体にいい」「果物は体にいい」と同じくよく言われるのが、「野菜・果物を食べるとがんになりにくい」です。

実はこの「がんリスクが減る」というのは欧米などの外国での研究結果で、日本(この研究)ではその関連性を認めることができませんでした。

やはり海外と日本ではちょっと違うんですね。

とはいえ、野菜・果物を食べ続けると死亡リスクが低くなることは研究結果として出ていることがわかりました。

まとめ

健康に気を使っている方は、毎日意識して野菜と果物を摂ることをおすすめします。

目安は、野菜1日300グラム以上、果物1日140グラム。

なかなか多いですし、これを毎日と思うとお財布的にも難しいので、温野菜にしてかさを滅らした

良質なサプリメントや青汁などの健康食品を上手に取り入れてみるのもおすすめです。

最初は少しいつもよりも多く野菜と果物を摂る、くらいの意識でぜひ取り組んでみてください。