【レポート】トラッシュアクティビスト macomacoさん×島袋尚美 キャリアイベントレポート

こんにちは!ゆいまーる広報部です!

2022年10月23日、トラッシュアクティビストのmacomacoさんをゲストにお招きし、『わたしが大事にしたい人生の軸って何だろう? ~対談とワークを通じて考える、自分にとって幸せな人生やキャリアの考え方~』を開催しました。

20代~30代の男女約30名が参加した今回のイベントは、前半に対談を、後半に参加者がワークを実施するという2部構成となっております。

今回はそのキャリアイベントの様子をレポートにしてお届けします。

二人のキャリアを変えるきっかけ〜結果を受け入れて逆算で考える〜

まずは、登壇されたお二人について簡単にご紹介。
一人目は、トラッシュアクティビストのmacomacoさん。(※以下、macomaco)

2020年秋、ゴミ拾い活動を始め、トラッシュアクティビストになる。

2022年春、会社員を辞めソウルメイトと共に東海道五十三次492kmをゴミ拾いしながら29日間歩く旅に挑戦し、クラウドファンディング成功と完歩を成し遂げる。

現在は、都内で会社員として働きつつ、自身の原体験から「人生を変えるゴミ拾い」を多くの人に広め、自分らしく素直に生きる人を増やすために個人的にも活動中。

二人目は、株式会社ゆいまーる代表取締役の島袋尚美。(※以下、島袋)

1983年生まれ、沖縄県出身。

筑波大学卒業。高校・大学時代にそれぞれアメリカ留学を経験。大学卒業後、システムエンジニアとしてシステム会社に入社。

大手外資系IT企業に転職後、ダブルワークで立ち上げの準備を開始。2016年に株式会社ゆいまーるを設立する。

プライベートでは国際結婚の末、2児の子育てに奮闘。ママ社長として、ITコンサルティング、ブランドプロデュース、ヴィーガンコンサルティングなど多事業を展開する。

キャリア支援やSDGs講演活動を行いながら、理想の未来を自由に描き、自己実現に向けて努力する若者を輩出すること、様々な事業を創出することをビジョンに、自分で自分を幸せにする人を増やし、経済性を大事にし、他者を理解・尊重しながら共に勝っていくべく、 さらなる挑戦を続けている。

異なる分野で活躍しながらも、自分らしく生きている二人に対して、弊社インターン生が司会として、質問を投げかけながらイベントの第1部は始まりました。

Q:現在に至るまでのきっかけについて

司会:お二人とも、はじめは望んだ仕事についていらっしゃったと思われますが、なぜ現在に至ったのかのきっかけをお聞かせください。

macomaco:元々会社員として働いていたのですが、たまたま実施したゴミ拾いで地域に貢献できている実感を得られたんです。

これは当時働いている会社ではできないものでした。

みんなを否定している訳ではないのですが、当時の私は会社員というネームバリュー的なものに執着していました。ただ、よく考えるとそれはいらないものだと思うようになったんです。

それにゴミ拾いは頭だけを暇にすることができる最高の環境をつくることができます。

ゴミを拾う行為が自分の中の毒素を拾っている感覚になりますし、ゴミを拾うことでそれを可視化することができます。

しかもそれを捨てることが気持ち良いですしね。

島袋:なるほど、、、そうだったんですね。

私の場合は、社会人になった頃、ちょうどリーマンショックが起きて、その日の夕方はドラマや映画で見るような、ダンボールを抱えて会社を出ていく人をリアルに目の当たりにしたんです。

それだけじゃなくて、育児やお金がかかる年代の先輩の給料が何十万もカットになったりしてたんです。

世の中や会社の都合で、右往左往してしまうとか、当時の彼氏に振られた時に、何かに依存して幸せにしてもらおうと思っていると、その何かが自分の思う通りに動き続けることはない。

自分を幸せにする手立てがないことに気づいたんです。

なので、当時一番願ったものは自分の力で自分を幸せにすることだったんです。

会社に依存せず、会社以外で稼ぐ力をつけようと思った時に、いろいろなご縁があって立ち上げをするに至りました。

その時は、考えざるを得ない状況になったというのと、これまで出会ったことのない生き方をしている人に出会ったというのが大きいです。

Q:今の生き方に変えて良かったと感じるところは?

司会:それではお二人が今の生き方に変えて良かったと感じるところはどんなところですか。

macomaco:そうですね。そもそも誰からもゴミ拾え!なんて言われていない。0→1の自分から生まれてきたものなんですね。

結果は全部自分に返ってくる。やりたい、行動する、結果を自分で受け入れる、これを一直線にするというのをやっていました。

こうすることで、イヤイヤで仕事していた時と違って、ゴミ拾いしてると友達もできるし、野菜ももらえるし(笑)

悪いこと一個も起きないんですよ。

あと一直線にすると直感が冴えるんですよ。

いいなと思うもの、直感に合うものをやるようにしたんです。

直感に従う価値、直感の精度、これが変えてきた価値かな。

島袋:思ってなかった角度からの回答で感動してます。

自分で選択すると、全部いいこともよくないことも全部自分に返ってくる。

適当なことをやっていると、そのフィードバックでさまざまな反応が返ってきますよね。

例えば、お店だったら集客とか、人間関係でいえばメリットデメリットで人と付き合ってると、いざという時にそのメリットデメリットの関係が自分に返ってくる。

自分が蒔いた種の通りの実を刈り取るというのが、今の自分の生き方で感じているものです。

人生変えてきてよかったのは、自分の人生は求めているものに対してその種を蒔けばいい、という逆算思考で考えられるようになったこと。

自由になったというのが1番大きいです。だから今はワクワク。

macomaco:確かにそうですね。やりたいことに一回直感でやると見えてくるものがあります。

もちろん結果のフィードバックはあるけど、その分逆算できるようになりました。

最後に

司会:もっとお話を聞きたいところなのですが、あっという間にお時間がきてしまいました。最後に一言いただきたいです。

macomaco:自分には役目があると思っていて、その中で自分は表現していく人間でありたいです。

ただ役割は思ってるより狭い。でもみんながちっさい役割をいっぱい持ってると思うんです。

全部できる訳じゃない、でもみんな必要じゃない人はいない。

自分にしかできないことがあるし、それをやるのが楽しいんじゃんと思います。

だから自分がやりたい、自分が楽しみたいポジションが見つかれば、世界平和にも繋がるのかなって。

大盛況で終わった対談の後には、小休憩を挟み、イベントの第2部が始まりました。

二人のビジョンから見る、軸を決める上での考え方とは⁉︎

第2部は、ワークシートを使って自身のキャリアを考え、アウトプットすることで、より人生やキャリアについての考え方を深めていただく時間となりました。

ワークでは、

STEP1:近しい未来の理想を考える

STEP2:理想を具体化して考える

の2つに分け、5年後の自分がどうなっていたいか、それは具体的にどのような状態なのかを考えていただきました。

ワークの途中では、参加者同士のシェアタイムを設け、考えがより広がる時間となりました。

ワーク終了後に再度対談した二人に登壇していただき、参加者数名が全体に向けて、ワークのシェアもしました。

島袋自身、キャリアやその先の人生を考える際に、自身の理想とする状態を書き出すことで、そのために必要なことは何かを考えて動いてきたと言います。

そして描く中で何かに追われるのではなく、自分のことを満たして生きていくことに憧れを持つようになったとのことです。

そして最後に二人から今のビジョンも踏まえて参加者に向けて、一言をいただきました。

macomaco:確かインディアンの教えに3:3:3で生きるというのがあるんです。

「生きているために必要なこと」「あそぶ、生産性のないこと」「休むこと」

どこを切り取ってもそうなるんです。

私はこのバランスでやることを大事にしています。

だから私は1/3までしか働きません。

そして将来話すことを仕事にしていきたいと思っています。

ただこのバランスで良いなと思うのはあくまで私の考えです。

なので、今は将来のことを探しながら今後も活動していきます。

島袋:私は自分的にどうやって生きていこうと考えてきました。

実際今はすごく幸せ。

旦那はソウルメイトですし、10代よりも20代の時の方が胸張って生きていると言える。

だから30代はめっちゃチャレンジできました。

40代は更にカッコよくなる予定です。

そう思えている状態が好きですし、私の場合は仕事をすることがすごく好き。

仕事もプライベートも全部一体まるっと私。

この前子どもが「早くママみたいになって仕事がしたい」と言ってたんです。

この子みたいに子供が大人になることが楽しみな未来をつくる。

日本を元気にするのが私のビジョンです。

日本を誇りに思っているし、生きる意味やビジョンに繋がることはなんでもやる。

自分の幸せに貪欲になって良い、みなさんが幸せになることが社会貢献になると信じています。

二人の熱いビジョンで締め括った本イベント。

バックグラウンドや活躍する分野は違えど、真っ直ぐ自分の夢や目標を素直に描いて、行動してきたからこそ、今があるのだなと学ぶ時間となりました。

私たちゆいまーる広報部は、今後も様々な業界の方とコラボレートをすることでキャリアや考え方に関する発信を実施していきます。

以上、ゆいまーる広報部でした。

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