【レポート】ママ社長が語る、橋本岳子社長×島袋尚美
こんにちは、ゆいまーる広報部です。
2021年3月5日、弊社代表の島袋尚美と「株式会社 アドヤン」の代表取締役を務める橋本岳子(はしもとたかこ)さんとで対談が行われました。
会社員時代を経て独立されたという橋本さん。これまでの経歴や、SDGsへの取り組み、女性ならではの出産・育児の悩み、今の20代へのメッセージなど、盛りだくさんの内容となりました。
2人のママ社長の対談を、広報部から贈ります。
第1話「ライターと編集の学校時代の卒業制作を自社媒体に!」はこちら
。
第2話:産前・産後も意地で休まず働いた血気盛んな会社員時代!?
島袋:元々はどのような会社に勤めていたのですか?
橋本:不動産のポータルサイトなどをやってる会社です。入社当時は情報誌を出版していて、販路拡大営業として売店や書店をまわっていましたね。その後は企画部署に異動となり、最後は不動産会社が出してるフリーペーパーの編集作業をやっていました。“この仕事、向いているな”と思って、独立したらこのようなことをやっていけばいいかなと考えていました。
島袋:失礼ですがすみません、アドヤンっていう会社は一言でいうとどんな仕事をしてるんでしょうか。
橋本:広告代理店としてますが、実際に多いのは広告の企画や制作、冊子の編集、取材、ライティングです。コロナ禍になって動画制作も始めました。
島袋:それをご自身でやろうと思って会社を辞められたんですよね?
橋本:これがやりたい!というのが大きなきっかけではなく、最初のきっかけは年齢ですね。SDGsの話とも繋がってくると思うんですけど、サラリーマンは定年があって、いわゆる持続可能じゃないなと。この人格で生きるのは1回なので、違う場所に身を置いてみるのも1つかなと考えて、42歳で辞めました。
島袋:なかなか思い切った選択ですよね。
橋本:いやーそんなに考えてないですよ(笑)がっちりお客さんや仕事を確保して・・・とかはやってなかったので。
島袋:じゃあサクッと?
橋本:はい。でも想像以上に過酷でした。最初はいつお風呂入ればいいの?というくらい時間管理が難しかったですね。独立後は記事を書くことが多かったのですが、最初はやっぱり値段が安い、数打てばみたいな仕事をやっていたので、とにかく1日中ひたすら文章を書いていました。
島袋:へ~!!今でこそフリーアドレスで、どこでもパソコンさえあれば仕事できる「ライター最高!」みたいな20代の子をよく見るんですよ。
橋本:サラリーマンのときは、今日はやる気がない・・・なんて思っても給料がもらえましたが、独立したらそうはいきませんね。
島袋:そうですよね。ちょっと(世の中の人に)聞かせてあげたいですね。
「カフェにいても海にいても仕事できるから楽」みたいなことを、若い子に言われることがあるんですよ。そんな甘いもんじゃないぞと伝えたいです。
橋本:やっぱりサラリーマンよりは大変ですね。1万円稼ぐにも時間と作業量を常に考えている状態ですし。
島袋:そうですよね。経費にしても何にしても自分でやると本当こんなにお金がかかるのかって(笑)。わたしもけっこう大きい会社に勤めていたので、オフィスや環境がどれだけ整っていたのか今になってわかります。立派なオフィスに対して、自分で借りたら3畳1間で全然違いますし。
橋本:全部払わなきゃいけないですよね…
島袋:話は変わって、会社員時代は、男性だからガンガン昇給できるとか、そういうのって感じたことありますか?
橋本:ガンガンというわけではありませんが、まだわたしの世代はありました。在職中に2回産休を取っていたんですけど、戻ったら正社員としてちゃんとやりたくて、仕事が終わらなければ残業も頑張っていました。フリーペーパーの編集責任者としてやっていたときは、会社の電気を消して終電で帰ることもありましたね。でも、お母さんという色眼鏡を外してくれない上司もいました。子どもがいるといつか休むだろうからと昇格の声がかかることは最後までなかったです。意地でも休みませんでしたが。
島袋:それで休まなかったってすごいですね。
ご自身でやろうと思った想いの1つに、不平等な環境ではなく、平等に自分の思うままに仕事したいっていうのもあったんですか?
橋本:平等に自分の思うままに仕事したいのはありましたね。今は、自分が思えばすぐ行動できますから。
島袋:元々すごいお仕事が好きな方?
橋本:好きという感覚ではないですね。
島袋:すごい成果思考というか。
橋本:ずっと家にいると気が狂いそうになるんです。何かをやっていないとダメなんだと思います。
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第2話はここまで。
続きは下記リンクからご覧ください。
第2話:産前・産後も意地で休まず働いた血気盛んな会社員時代!?
第3話:それぞれのSDGsへのユニークな取り組み。今後の野望は、やっぱりジェンダー平等?
第4話:結婚・出産の両立はできる。“なんでも自分でやらなくていい”
最終話:人生の先輩として娘に伝えたいことは、人間的・経済的自立。娘たちとは人間同士の付き合いを
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アドヤンHP(橋本岳子さん):https://yaho-adyan.com/about.html
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