【レポート】女性樹木医×ママ社長対談 後藤瑞穂さん×島袋尚美
こんにちは、ゆいまーる広報部です。
2021年6月7日、都内の会議室にて、2人の法人代表女性による対談が行われました。
弊社代表の島袋尚美と、株式会社木風(こふう)の代表取締役、会社を経営しながら、ご自身も現場で樹木治療や樹木診断を行っている現役の女性樹木医、後藤瑞穂さん。
今世界的に取り組まれているSDGsやエコにも関連する「緑を守る」ことや、女性経営者としての考えなど、ご自身の経験から語られる魅力的な対談が実現しました。
2人とも沖縄や熊本など、東京に比べて樹木の多い土地で育ったこともあり、対談風景は和やかでざっくばらん。
そんな樹木が豊かな公園のベンチにいるような空気満載の2人の穏やかな対談を、広報部から贈ります。
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第五話 今後のビジョンは?緑の価値を知ってほしい!
後藤瑞穂さん(以下:後藤):樹木医の資格をとって20年です。
若い内に都会でチャレンジしなきゃだめだろっていうのと、田舎には樹木医の仕事がないから、価値あるところにいかないと意味がないってことで、田舎より都会向きの仕事だから、都会に行きなさいって父にいわれて39歳のときに上京しました。
父はビジネスマンとして成功しているので、成功している人のいうことは間違いないなって。
島袋尚美(以下:島袋):確かにそうですね。
後藤:樹木医は東京の方が価値があるなって。
島袋:(地方では)全く価値を感じてないことが、東京では価値があったりしますもんね。ちなみに、欲しいつながりなどありますか?
後藤:樹木遺産のスポンサー企業がいてくれたらありがたいです。その方々が訴求したいエリアなどの木を助けられればと思います。
島袋:やることを探している企業さんもすごく多いし、地域密着にしたい企業さんもいらっしゃいますしね。もしいらっしゃったらご紹介します。
後藤:ありがとうございます。
島袋:(樹木医が)今後活動増えそうですよね。
後藤:そういわれて20年です(笑)
島袋:(笑)緑地をつくるとか、土地の価値をさげないとか、日本もようやく取り組み始めましたね。
後藤:まさにそうなんですよ。樹木や自然の資産を向上させるっていうのを私達はやってて。つくばのりんりんロードは、私が診断して、切っちゃダメって言ったんです。
島袋:あの辺り、15年くらい前に行ったことあります!
後藤:多分、そのころ入れなかったエリアです。
島袋:チャリでぶっとばせる(笑)
後藤:チャリで筑波山までいけるところ(笑)木を切ろうとしてたので、切らないほうがいいって言って。聞いたら(そこを)宅地にして売りたいからということで、どうしたら保全できるかなっていろいろ診断したら、人気の分譲地になりました。木があるだけで全然景観も雰囲気もちがうし、治安もよくなるじゃないですか。
私の目標は、樹木の力で世界を豊かに、経済的にってことなんです。経済をよくして、環境も美しくして。平和に暮らせる世の中をつくりたいんです。
島袋:子供が産まれてから、緑が多くて治安のよいところで子育てしたいと思い、そういった論文を探したことがあるんですが、意外となくて。緑があることによって経済的にどうなるのかという論文が日本にはあまりないですよね。英語だと出てくるんですが。もうちょっと緑の大切さを認識してほしいですね。
後藤:それですそれです。それをやりたいと思ってて。
島袋:緑化って自分の中でテーマだったので、お話できて嬉しいです。今度、何とか地所ってつくところに論文を持っていきましょう(笑)
後藤:どうやってお金にするかっていうのを(笑)そこ弱いので力をお借り出来たら嬉しいです。
つくばも、やりはじめたら土地が飛ぶように売れたんですよ。そういうのが論文になっていないのが残念なんですが。
島袋:ぜひ、そういった論文を拝見したいです。
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後藤社長のビジョンと情熱が伝わる最終回。
樹木のことから、緑や自然のこと、日本のこと、ブランディングや今後会社をどうしていきたいかなど、盛りだくさんな対談を繰り広げてくださったお2人、ありがとうございました。
木風様HP:https://kofu-japan.net/
後藤瑞穂さんプロフィール:https://kofu-japan.net/ceo/
島袋尚美プロフィール:https://yuima-ru-tokyo.com/profile/
ゆいまーるHP:https://yuima-ru-tokyo.com/
ゆいまーる広報部note:https://note.com/yuimaru_tokyo